マイロ将棋(22)学習率と誤差の減り方

前回、学習率による傾向を確認するため、800万局面分まで学習を進めましたが、それでも違いがわからなかったので、1500万局面分まで学習を進めました。ですが結果は前回とあまり変わらず、学習率の違いによる大きな差は確認できませんでした。しいて言えば、学習率の小さい0.05の結果が他よりも若干悪いですが、局所解に陥ってしまって、誤差が減らなくなっているというわけではなさそうです。ここまでの結論として、このマイロ将棋では学習率にはそれほど大きな影響を受けないと考えておきます。

学習率と誤差の減り方の関係

学習率と誤差の減り方の関係(拡大図)