マイロ将棋(36)教師データ 改善後(70)

最近、マイロ将棋への取り組みが教師データ作成のみになりつつあります。毎日24時間ひたすら教師データを更新し、ある程度データが溜まったところで、勝率の確認をしています。改善後(70)のデータは100万局面分作成し終えました。

 

 

前回は40万局面分までの教師データで勝率を確認し、あまり芳しくない結果でした。100万局面分までの教師データを用いて学習したモデルで勝率を確認した結果は以下です。

 

 

30万局面以降は、勝率3割前後をキープし、ほぼ横ばいという結果になりました。突出して高い勝率を出すことはありませんでしたが、これまでの改善後(60)と比べると、60万局面以降で勝率が下がっていくという傾向は緩和されています。教師データの改善を進めることでこの傾向が上昇に転じるようになれば、対マイロ将棋1.0で高い勝率を出せるかもしれません。改善後(80)を作成して結果を確認していきます。